私は長く医療事務として勤務してきました。
複数の診療科のある総合病院に勤めていたため、
様々な疾患の患者さんと関わってきた経歴があります。
同時に、ふたりのこどもを持つ親でもあり、
患者として医療機関を受診する機会も多くあります。
そんな私が、これまでの経験から、自分なりの「かかりやすい医院の見つけ方」を、
今日はご紹介できればと思います。
もちろん、あくまで私個人の考えなので、参考程度に読んでいただけたらうれしいです。
まずはホームページをチェック
医院選びで、私がまず確認するのがホームページ(HP)です。
そもそもHPがあるかどうか
意外と大事なのが、そもそもHPがあるかどうか。
我々世代であれば、新たに医療機関を調べるとなると、
インターネットやSNSの情報検索が主流かと思います。
ただ、いちばんは、利用したい日時に診療されているか、
要はやっているかどうかの確認が第一ですよね。
HPがあると、診療表は目に触れる場所に表記されているはずです。
知りたいことを真っ先に確認できるのが、体調不良の際の安心材料として大切と思います。
情報が更新されているか
HPがあったら、次に、情報がきちんと更新されているかを見ます。
休診日のお知らせや診療時間の変更などが最新の状態に保たれていると、それだけで「患者の立場で運営されているんだな」という安心感につながります。
逆に、情報の更新状況が数年停滞しているページがあったりすると、情報自体が信用に値するのか少し不安になります。
結局電話で直接問い合わせが必要になるなど、少しの手間がかかりにくさに繋がります。
基本情報が見やすいか
そして、診療時間やアクセスといった基本情報が見やすいかもポイント。
HPがパソコン仕様のみでスマホでは検索しづらかったりすると、体調がよくないときに少ししんどいです。
知りたい情報にすぐたどり着けるHPは、それだけで親切な印象を受けます。
利用する人の目線で作られているかどうかが伝わり、安心につながります。
口コミとの付き合い方
次に気になるのが口コミですよね。
私は参考にするかどうか、内容によって付き合い方に気をつけています。
参考にするけれど、鵜呑みにはしない
口コミは便利ですが、鵜呑みにはしないようにしています。
医療機関側の立場からすると、口コミの内容は、納得できるものとそうでないものが明らかです。
参考にすべき口コミは、その病院に対して「良い病院であってほしい」という気持ちが、率直な意見として伝わってきます。
その口コミが、よい評価でも悪い評価でもです。
しかし、中には、「この口コミは本当に受診した人が書いているのか?」と疑問になるようなものも多々あります。
残念ながら、これは利用する患者側からはもちろん判断つきません。
ですので、口コミはあくまで「参考のひとつ」と捉えるくらいがちょうどよいと思っています。
もちろん、書いた人の状況や感じ方は人それぞれで、同じ医院でも、合う人もいれば合わない人もいるのは大前提でのお話です。
極端な評価は割り引いて見る
さらに、極端に良い評価・極端に悪い評価は、少し割り引いて見るようにしています。
すごく感情的になっている口コミは、たまたまの出来事だったり、相性の問題だったりすることも。一つひとつに振り回されず、全体の雰囲気をつかむくらいの気持ちで眺めるのがおすすめです。
HP・口コミ以外の情報源も大切
実は私が同じくらい頼りにしているのが、生の情報です。
実際にかかった知人・ママ友の話
いちばん信頼しているのは、実際にその医院にかかった知人やママ友の話。
「スタッフがやさしかったよ」「待ち時間が長かった」などのリアルな体験談はもちろんのこと、受付の仕組みや利用する際のコツ(病気の種類だけでなく、混雑しやすい時間帯や自身の通院のしやすさなどその時々で使い分けされている人が多いです!)など、とても参考になります。
こどものことだと特に、様々な情報が家庭ごとに存在していて、同じ子育て中のママ友からの情報はありがたいです。
地域の口コミ・評判
それから、地域での口コミや評判も大事な情報源。
ご近所さんや地域の中で長く支持されている医院は、それなりの理由があるもの。
普段利用していなくとも、うわさはふわりと風のごとく届いてきます。笑
ネットには出てこない、その土地ならではの評判は侮れません。
医療現場・子育て経験から「ここを見るとよい」と思うこと
最後に、医療事務として働いた経験と、子育てしてきた経験から感じる「見ておくとよいポイント」をお伝えします。
受付・スタッフの対応
外来で受付をしていた立場から言うと、受付やスタッフの対応には、その医院の雰囲気がよく表れます。
これはもちろんみなさんも感じるところだと思います。
ただ私がよく見ているのは、「多忙な中で職員間のコミュニケーションがどうか」というところです。
ただの職業病だったのかもしれませんが。笑
患者さんへの接し方と同様に、職員間でも尊敬や労いの気持ちを持って働かれているかを見ています。
患者には丁寧でも同僚をないがしろにしていては、コミュニケーションが重要な医療の現場において安心からほど遠いように思います。
職場でのリスペクトがあってこそ、よい医療の提供ができるものです。
待ち時間に目を光らせている中年女性がいたら私かもしれません。
こどもへの接し方・通いやすさ
そして、子育て中の身としては、こどもへの接し方や、子連れでも通いやすいかも大切なポイント。
こどもに優しく接してくれる、子連れでも気兼ねなく過ごせる雰囲気——こういった部分は、みなさんも重視されているかと思います。
加えて私は、物理的な通いやすさも絶対的に重要だと考えています。
「あそこの病院がよい」と勧めてもらっても、物理的距離や診療時間が合わないといったことがあると、少し立ち止まって考えます。
もちろん絶対的に通うことが必要な案件は通院するがすべてです。
ですが、こどもたちの習い事や家族の勤務時間、ライフスタイルによって、通院すること自体が苦痛となるような条件下ではストレスフルです。
心身ともによい状態にするために、ベターな選択をすることも時に必要というのが私のスタンスです。
おわりに
かかりやすい医院を見つけるコツ、いかがでしたか。
まとめると——
- HPの有無・更新状況・見やすさをチェック
- 口コミは参考にしつつ、鵜呑みにしない/極端な評価は割り引く
- 知人・ママ友・地域の評判といった生の情報も頼る
- 受付やスタッフの接し方、医院への通いやすさ
どれも特別なことではないかもしれませんが、いくつかの視点を持っておくだけで、医院選びの失敗は減らせると思います。
体調が悪いときに、安心して頼れる医院があるって、本当に心強いもの。
この記事が、あなたの「かかりやすい医院探し」のちょっとした参考になればうれしいです。


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